今にも雨が落ちてきそうな空を眺めつつ、JR住吉駅で六甲ライナーに乗り換え、会場に向かう。受付時間が9時30分からと、比較的遅いのでありがたい。高層マンションやホテルが立ち並ぶ間を通り抜け、受付会場の向洋中学校へ。すでに多数のランナーが集まっている。派手な看板や垂れ幕もなく、市民ランナーのためのローカルな大会といった雰囲気で、周りのビル群との妙な”ミスマッチ感”にちょっぴり拍子抜け?
参加者は子どもから高齢者まで幅広く、およそ3,000名。5kmと10kmは、スタート地点が会場から少し離れたところにあり、うっかりしていると集合時間に遅れてしまうことにもなりかねないので注意が必要だ。
スタート前、ゲストランナーの高石ともやさんが、前方に並ぶ参加者に「神戸以外から参加している人はいますか?」と尋ねてきた。たくさん手が挙がるだろうと思っ て真っ先に手を挙げたら、これが意外に少ない。高石さんが僕に気づき、「どこから?」と聞いてくるので、「滋賀県です」と答える。「滋賀県のどこ?」、「彦根です」、「へー、今朝、出てこられたんですか。大変ですね」。どんなに遠いと思っているの? 毎年8月末に、滋賀県の湖北・びわ町で行われる『琵琶湖ジョグコン』にゲストランナーとして来ているじゃない・・・。後で参加者名簿を見てみると、確かに神戸以外からの参加者が少ない。こんなに交通至便な街で行われている大会なのにねえ。
集合地点の案内不足が原因で、少しスタートが遅れる。11時35分過ぎ、コンテナヤード前の、何車線もある道路いっぱいになってランナーが走り出す。10kmは六甲アイランドをちょうど一周するコースで、道幅も広く、平坦で走りやすい。距離表示は中間点のみ。カーブ地点や交差点など、随所に係員がいて、アクシデント対策も万全だ。記録はRCチップで測定され、ゴール後すぐに記録証がもらえるのも嬉しい。
|