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| <2001/03/17> 第3の会話手段とOFF会の意義 最近、僕が使うより先に、中2の娘がコンピュータの前に座ってカチャカチャやっている。使っている最中でも部屋の中に入ってきて、「私にメール来てない?」って聞くのが日課だ。友だちの何人かは、すでに携帯電話を持っているらしく、その子たちとメールのやりとりをしている。中にはコンピュータで送ってくる子もいて、すっかり日常のツールとして利用しているようだ。 僕もそうだったが、この時期って、よく友だちの家に行っては、ワイワイ・ガヤガヤと遊んだ。 学校の帰りや、土日のクラブ活動の後など、ちょっと寄り道をしたりして・・・。中2の娘も全く同じで(学校帰りというのは、ほとんどないが)、よく友だちが家に遊びに来る。 で、そこまではいいのだが、さんざんしゃべって、遊んで・・・「バイバーイ」って別れたと思ったら、さっそく、「家に着いたよ〜、きょうはアリガトね〜!」なんてメールが入ってくる。今まで、あれほどしゃべっていたのに、まだしゃべり足りないようで、「でさあ〜、さっきの話だけど・・・」と、今度はメールで続きの話が始まる。これじゃエンドレス、いつまでたっても終わりゃしない。 会って話す、電話で話す以外に、メールで話すという「第3の手段」を手に入れた彼女たち。今はまだ大丈夫なようだが、くれぐれも文字だけの会話にならないようにしてほしい。相手を見ながら、心と心の会話もする事こそが一番なんだから・・・ねっ。 さて、そんな娘のことを思いつつ、自分のことについてもふと思いを巡らせてみる・・・。 僕自身、メールネットを通じていろいろな人たちとメールのやり取りをしながら、HP上で交流していると、一度も顔(実物の)を見たことない人だって、全く違和感なく付き合えてしまう。ずっと前から友だちだったかのように、気楽に呼び合い、あれこれと言い合いながら、同じ時間を共有しているような気になる。 でも、これってある種の「錯覚」なのではないかと、最近思うようになった。何かが足りないっていうか、一度も会わずに、ただメールなどをやり取りしているだけでは、伝えきれないもの・・・生の表情、雰囲気、思い・・・。そう・・・、その人が醸し出す「空気」みたいなものが、お互いに実感できていないような気がするのだ。 別に、だからといってメールなどのやり取りが嘘だとか、意味がないということじゃなく、それはそれで、ちゃんとした存在意義があるんだけど、それだけではダメっていうこと・・・。よく言われる「なりすまし」だって、これが極端に表れているわけだし、やはり面と向かい合ってお互いを確認することが、どこかで必要だという気がしてならない。 以前は、そういった出会い(OFF会)を、あまり重要だとは思っていなかった。でも、ランナー仲間など、メールで交流している人たちとあちこちのレースで実際に出会って話してみると、より深い結びつきというか、今までのやり取りが何倍にもなって返ってくるような、喜びや充実感を味わうことができ、それが逆にメールの存在をも高めてくれる結果になった。 OFF会っていうと、メル友が一堂に会して飲み会をやるようなイメージだが、飲もうが飲むまいが、出会いの場という意味では、すごく重要なことだと思う。事情が許せるなら、今、ネット上でお付き合いさせてもらっている皆さんに、一度でいいから会いたい・・・。そんな思いを強く感じる、今日この頃だ。 |
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